今年、大阪の大学へ進学し、引っ越して3月より一人暮らしをしている次男の話です。
大学の授業がオンライン授業となりWiFi環境を作る必要があったのですが、諸事情より申し込みが後手後手になってしまいました。最近ようやく契約できたものの、工事がかなり立てこんでおりパンク状態だそうです。
パソコンが使えなければ、オンライン授業に間に合わない!
履修申請ができない!ということになり、大あわて!こんなにパニックったのは久しぶりです。
次男の同級生は、東京、大阪、他県から相当数徳島に帰ってきています。
徳島へ帰らせる...... 万が一のことを考えた時には、わが家にはその選択肢はありませんでした。
「WiFiが使えなかったらもう終わり、帰るしかない!」
という次男。
「迎えに行くしかないのか。」
という主人。
いやいや、本人は元気でも、ウイルスを持ってないという可能性はゼロではない。このウィルス、服やカバンや持ち物などありとあらゆる物に付着して運ばれるとの事。例え、授業を受けられず単位が取れなくても、家に連れて帰る選択肢はない!
そう思ったのです。
アレルギー、喘息、呼吸器系の持病を持っている生徒さんのお母様、うちにも何人かいらっしゃいますが、とても深刻です。
丁寧なLINEで3月、4月の休塾を申し出られたお母様、電話で塾を休むか否かを悩まれていたお母様の顔が浮かびます。
親は最大限我が子の安全を確保し、少しでも安全策を取りたいものです。
もっとわがままになっていいのに、必ず塾側のことも気遣いながら話しておられます。
M'Sはそんな保護者の皆様との信頼関係で成り立っています。
例え我が子のためであっても、リスクが伴うことはできない。できませんでした。
大切な子どもたち、一人ひとりの命と健康が守られますように!
そして、子どもたちの未来を守るためには、安定した学力も必要なのです。
学力の向上、維持、それは私達教育に携わる者の務めです。緊急事態である今でもそれは変わりません。
今の子どもたちが、後々に「コロナ世代」と言われないように力を尽くしていきたい!
そう考えています。