受験をなめるな!!

   高校入試の調印が間近に迫る中、保護者との懇談を希望に応じて行っています。
そこで生徒のお母様から信じられない言葉を聞きました。
「もう諦めているのか自信があるのか、家では全く勉強をしていません。勉強するのは塾に来た時だけです。」
心の底から「はあ?」と思いました。
志望校の合格ラインに手が届き点数が有り余っているのならいざ知らず、完全にそうではない、しかも受験まで1ヶ月というこの時期に?

  この困った人たち3名(3人もいるというのが情けない話ですが…)授業のあとでお説教です。

   大学に行きたいのなら大学受験をなめるな!まして高校入試をなめてはいけない。
こんなことだから徳島は全国一高校入試が簡単だと言われるのです。
他県の生徒たちは必死で努力して志望高校の合格キップを手に入れ、その勢いのまま大学受験に臨みます。高校合格はゴールではなくただの通過点。ゴールは大学に合格することなのです。せっかく高校入試という勉強する為の良い機会を与えられているにもかかわらず、努力もせず進学校に行った人たちは何を目指すのか?努力をし続けた人達に勝つことは決してない。今努力をしない道を選ぶのであれば高校入試なんてやめてしまえばいい!
   一度でいいからこれ以上やったら死ぬくらいまで努力をしてみては? 

   こんな主旨のことを言いましたが、実際はもうすこし時間をかけ厳しく、あえてそうしたように思います。
  
   常々勉強できないのが問題ではなく努力できないのが問題だと生徒には言い聞かせてきました。
中3で勉強の癖がついていない者が高校に入り勉強するかと言われれば、答えはノーです。

   みんな誰しもやればできる能力を持っているのに、それを使わないのは本当にもったいない!
まだ1カ月ある。大事なのはできる限りのことをやって、その力が最大限に登りきった時に、自信を持って本番当日を迎えることです。なぜ頑張らないといけないか、それは努力の先にあなた達の輝ける未来があるからです。

   受験生の皆さん、最後まで走り続けましょう。