個人懇談、終了!!ー塾のテーマ

 20日より始まった保護者との個人懇談が終了しました。
1日に10人以上の保護者と話をさせていただき、今の現状に対する不安や悩みをお聞きする。そういうものでした。

勉強しない!やる気が出ない!やる気スイッチがいったいどこにあるのかという悩み。
社会や理科で点が取れない、勉強の仕方がわからない、国語力がない、など苦手教科に対する悩み。
スマホ依存症、友達とのLINEトラブル、など、勉強への障害となるものへの悩み。

私は、この世の愛情の中で一番深いのは、母が我が子に対するものだと思っています。その母親の一番の関心ごとが、我が子の成績のことでしょう。30分から1時間、その熱い思いが全てこちらに向けられる訳ですから時に苦しくもあり、毎回慎重に言葉を選びながら話します。
そして、できる限り一人一人に寄り添ったアドバイスができるよう、熱い思いには熱い思いで答えているつもりです。

今回はどんな疲れも吹き飛ぶようなとてもありがたい言葉を何人ものお母さんからいただきました。
とにかく子どもは塾が大好き。子どもの成績が上がったのは塾のおかげ。一生懸命やって成果が出ているのは先生のおかげ。M'Sに通わせてよかった。というものです。

ですが逆に、成績が伸び悩んでいるのは塾が悪い。先生のせいだと訴える人はM'Sにはいません。

そう!私自身今までは、やる気がなくて成績が伸びないのは本人の問題、努力をせずに成績が上がらないのは当然だと考えていました。
でもそれは違うのかもしれないと最近思い始めています。

7月16日に東進のカリスマ英語講師の渡辺勝彦先生の講義を映像ではなくLIVEで聞かせていただきました。
先生はごく平均的な高校生を難関大に多数合格させた実績の持ち主で、そのテンポのよい授業が受験生から大絶賛を受けているまさに実力派!の情熱的な先生です。
彼は言います。
「生徒の成績が上がらないのはすべて教師のせい!本人の問題ではない。教師の授業がつまらないからだ。」
と。なるほど。確かにそうかもしれません。
指導者が変われば驚くほど伸びる生徒もいるかもしれない。
渡辺先生のように生徒を釘づけにする授業はできないまでも、生徒をやる気にさせる言葉が何か見つけられないものだろうか。日々そう考えます。

学習塾の永遠のテーマー それは生徒をやる気にさせる方法を見つけること、やる気スイッチを入れてあげることです。この課題を解決するべくひたすら邁進するしかないと思う今日このです。