定期テストか基礎学か?

 今日、同級生とした会話の中で、考えさせられたことがありました。彼女とは古くからの友人で、中2の子供を持つ親だという共通点もあり、高校受験の話に大いに盛り上がったのでした。

 

 冬休みから、学習塾に行ったことのなかった娘を初めて塾に通わせることになったそうですが、その緊張感やストレスは結構大きいものがあると言います。塾選びは大変慎重に行ったという話でした。

 

 一番の条件は「全学科を教えてくれるところがある事」であり、「基礎学の対策を十分してくれるところ」でなければいけなかったと言います。まずこの段階で、うちはアウトだなと思いました(笑)

 

 この塾選びに関しては、それぞれの家庭によって考え方は多種多様であり、正解不正解は無いなと思うのです。たとえば、うちの塾生の中には、クラスで成績の良い人がどの塾に行っているかをリサーチして入学したという人も何人かいるし、ただ近くていいからという理由で入学した人が全体の半数以上を占めていたりします。

 

 そして、この塾選びと同じくらい個人差があるなと感じたのは基礎学力テストに対しての意識の違いです。友人の子供の中学校は基礎学力テストの10日程前に修学旅行があり、子供同士が修学旅行に勉強道具を持っていく相談をしていたそうです。そのことを親が知るところとなり、なんとかやめさせたとの事ですが、「修学旅行までに試験勉強を死ぬ気で頑張る」と言ったという話です。うちの次男と塾生たちに爪の垢でも煎じて飲ませたいような・・・。

 

「一番大切なのは定期テスト、定期テストの積み重ねが実力テスト、実力テストの積み重ねが基礎学力テスト」だというのがM’Sの考え方でしたが、少し見直していく必要があるのかもしれません。